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好きな事を好きな様に書く日記です

大人のセルフ療育を考える

大好きなコミックエッセイシリーズの最新作が出たー!嬉しい!

 

 

わたなべぽんさん(以下ぽんさん)の本はダイエットや片付けがテーマの頃から読んでいて、特に片付け本は何度も読み直したお気に入りです。

で、ぽんさんの本をほとんど読んでみて「これはもしや自己肯定感の話なのでは…?」とずっと感じていたんですが、今回はタイトルにも「自己肯定感」というフレーズが入りました。

やっぱりー!

ぽんさんご自身の生い立ちにも触れていて、なんとなく生きにくい人が自分の人生をどう大切にして生きるのか?

まさに、自分を自分で療育しているような、そんな内容になっています。

 

私は特別な診断もありませんし毒親育ちではない(多分)のですが、色々と生きにくい部分を感じています。

tomtomtommy.hateblo.jp

 

わりとADHDみがあるというかなんというか、そんな感じのタイプです。

でもって、今はちょっと育てにくい子をなんとか育てていたりもするので、

ぽんさんがご自身(自分の中の子供の自分)に向ける優しさがなんかもうしみちゃって…じんわり泣けました…

 

 

個人的には、最新作の前に「やめてみた」シリーズから読むのがおすすめです。

最新作はかなりぽんさんの育ちやトラウマにスポットが当たっているんですが、

こちらの2作の方がマイルドというか、さらっと読めてなおかつ明日からの生活に取り入れやすい「セルフ療育」になっていると思います。

断捨離・片付けの延長線上にある、自分を大切に日々生きることについて、説教くさくない語り口で、読みやすく書かれています。

 

あと、読んでいてすごく思うのが「生きにくいまま大人になった人」にとってのパートナーの重要性です。

ぽんさんの旦那さんはとてもニュートラルにぽんさんの良いところを認めて支えていてすごく素敵な関係だと思います。

時には間違いを指摘し、慰めたり励ましたり、この旦那さんだからこそぽんさんが自身を大切にしながらダイエットや片付けを前向きに取り組めたんじゃないかなと思います。

もちろんご自身の努力が一番なんですけど!

でもこれでモラハラ系旦那さんだったら…と思うとゾッとする感じ。

 

なので、自分のパートナーが「生きにくいまま大人になった人」もっと言ってしまうと「大人の発達障害」かな?と思うような人にも、この本は色々気付きがあってためになるのではないかと。

 

あと、今自分が歯科通い(1年ぶり何度目)をしているので「もっとやめてみた」の「生まれ直しの巻」がもう他人事とは思えなくて。

歯医者ホント嫌い…怖い…辛い…

私も「先延ばし癖」がかなり酷くて、歯医者の定期検診になかなか行けなかったりして悪化させたりとかダメな大人なんですけど

毎回「子供たちに示しがつかない!頑張らねば!」と悲壮な決意をして虫歯を治療してもらっています。

偉いなー私マジ偉いなー!(セルフ療育)

 

そんなこんなでダラダラ書いている間に「今週のお題」が読書じゃなくなってしまったんですけど

最近読んで感銘を受けたコミックエッセイの紹介でした。