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好きな事を好きな様に書く日記です

液体ミルク良いと思います!(ついでに『完ミのうらみつらみ』総括)

トピック「液体ミルク」について


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微力ながら賛同させて頂きました〜。
外出時、母親の不在時、死にそうに眠い時、液体ミルクがあったら便利だろうなあ。
子供が泣きわめいている時ほどミルクがなかなか冷めないのはあるある、でしょうか。
うちの子供はミルク大好き!だったので、うっかり熱めのミルクをあげた時などは泣きながら飲んでいました。懐かしいなあ。。。
非常時のことも考えると、液体ミルクという選択肢も選べることはとてもありがたいと思います。
届けこの想い!森永乳業様その節はお世話になりました!

以下、無駄に長いのでお暇な方はどうぞ・・・。
内容は愚痴以外のなんでもございません。






私の初出産は、高位破水→微弱陣痛→陣痛が5分おきになっても子宮口が全然開かない→緊急帝王切開、という、気力も体力も控えめな私にとってはなかなかハードな内容でした。
出産後すぐに痛いほど胸が張って、母乳も出てきたのですが、手術の影響か高血圧になってしまい、授乳を制限されたりしまして、退院する頃には全然出なくなってしまって…
退院してしばらくは、しつこく吸わせる様に頑張ってみたのですが、結局は1ヶ月健診の直前には完全ミルクに移行していました。

今思い返すと、その頃の私は得体の知れぬ何かに追い詰められていました。
寝ても覚めても母乳のことを考え、ミルク育児で子供がちゃんと育つのか不安で検索しまくり、母乳をやれない自分にがっかりして、帝王切開した先生や授乳を制限した産院を逆恨みまでしていました。
今だから笑えるけど、その時は必死。
母親教室等で、母乳育児の良さばっかり聞かされていたので、洗脳されていたんですね…可哀想にその頃の自分…

で、3回食の後半くらいまで完ミ育児してましたが、ミルクはとにかく面倒くさかった。

常にミルクのタイミングから作って冷ます時間を逆算して動かないといけない。ちょっと足りない、とかめっちゃ困ります。
あとは外出時に荷物が増える。
粉ミルクだけじゃなくお湯まで持ち歩かなきゃいけないと本当に本当に重かった。
気軽にお湯を貰える大型ショッピングモールやレストランには本当にお世話になりました。
逆に言えば、大型ショッピングモールやレストランにしか気軽に行けなかったミルク育児時代でした。
あと地味に面倒なのが哺乳瓶の消毒。
一日中、哺乳瓶を洗ってはミルトンに突っ込むことをしていた気がします。
手荒れも人生で一番酷かった!エタノールやアセトンを使いまくっていた院生時代より酷かったです。
そのうち子供がなんでも舐める様になって消毒は辞めましたが、ちょっと気を抜くと使用済み哺乳瓶が溜まってしまい、カッとなって哺乳瓶を買うからどんどん増えたり、息子が投げるからガラスの哺乳瓶がお蔵入りになったり、なんかもう『面倒くささ』の固まりでした。

思いつく限りの文句を書いたので、ミルク育児のメリット。
ひとつは母親じゃなきゃダメ!という制約が無いので、長時間でも夫や家族に預けられること。
夫の休みには息子を預けてマッサージに行ったり買い物をしたりさせてもらい、本当に助かりました。
子供が大きくなってくると、哺乳瓶を自分で持って飲む様になるのもとても楽でした。
授乳の姿勢って肩や腰に厳しいのですが、自分で飲んでくれると側で見ているだけでOKな上に、必死で飲む姿は大変可愛いです。

ふたつめは、ミルクだとよく寝ること。
他の子を育てたことが無いので比べられないし、子供の個性にもよるらしいのでわかりませんが、息子はめっちゃよく寝る赤ちゃんでした。
新生児期から、3時間おきのミルクを1回飛ばすことが多々あり、3ヶ月には夜中のミルクがほとんどいらなくなりました(起きないから)。
それで成長曲線ど真ん中!
赤ちゃん訪問の保健師さんには『すごーい!最初の親孝行だね~!』とか言われました。

みっつめは、自分の食事まで厳しく管理しなくても良いこと。
ただでさえ何もかも神経質になりがちな乳児のお世話をしているのに、自分の食事にまで気を使ってたらノイローゼが加速しそうで…。
もちろん、ちゃんと管理出来る方は素晴らしいと思いますが、私には厳しかった。
授乳を諦めた日、息子が寝るのを待っていそいそとチョコレートと紅茶を用意し、休憩が出来る喜びを噛み締めました。

最後に。
息子は、2歳になった今も大して風邪もひかずアトピーもなく健康に育っております。
母は小児アトピー、父は大人になっても酷いアトピーなのに子供は肌ツルツルです。
ま、これから出てくるかもしれないけどねー。

母乳じゃなきゃアレルギーのリスクが!って言われたけど母乳出なくなったお母さん!うちは大丈夫ですよ!ってことを伝えたいです。
何なら、超絶アレルギー体質の夫は完母育ちですからね~。
母乳とミルクだけじゃ決まらないから、悩んでも仕方ない!

妊娠中はどうしても理想的な育児を思い浮かべてしまいがちで。私もそうでした。
いざ現実に直面して、理想と違った形になった時にどうしても落ち込んでしまったり、私が悪いから…って思っちゃったりすることがあるかと思いますが、ある程度落ち込んだら諦めて、開き直って、もっと楽しいことを考えた方が良いです。その方が健康的です。
緊急帝王切開も完ミ育児も私の理想通りではありませんでしたが、逆に最初から理想がぶち壊されたことで、色々前向きになれたので良かったのかな、とも思っています。

いやー今も実は全然育児書通りじゃないっていうか我が子は療育一歩手前ちゃんなんですが、この「母乳ミルク騒動」で本当に病んだ経験から、あんまり思い悩まなくなりました。
というか、悩んでも仕方ないな〜と、開き直れる様になった気がします。
なるようにしかならないけど、なるようにはなる!
その時々で出来ることを出来るだけやりながら、向き合って行きたいと思います。

どんどん精神の闇の中から沸き上がってきてこんな長い文章になっちまいましたが、液体ミルクに賛成!関係者の方頑張って下さい応援しています!というだけの記事でした。

以上。

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