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好きな事を好きな様に書く日記です

「生きづらいと思っていたら親子で発達障害でした」感想文

これにてシリーズ完結?になるのかな。

親子で発達障害のある有名ブロガーさんのエッセイ漫画

 

 

以下ネタバレありまくりの感想…というか読んで考えた事のメモです。

 

今後のことは漫画にされないとのことで、3冊まとめて読み直してみました。

読み終わって思わず「お、重い…」と呟いてしまいました。

うん、重い。

字も多いし、作者さんの「戸惑い」「憤り」「悲しみ」がめっちゃストレートに書かれています。

よくある?ほっこり系コミックエッセイとは一線を画す感じです。

発達障害児を持つ親の「孤独」みたいなものがひしひし伝わってきます、特に1巻。

なんかもう慰めに行きたくなる、時空を超えて。

私もそうだったけど支援に辿り着くまでが1番孤独で辛くて、診断名がちゃんとついた方がむしろ落ち着くんですよね。

 

そして正直に言いますけど、羨ましい…!とも思ってしまった。

私の周囲で、療育園から普通級へ…なんて話は聞いたことがなく。

我が家の居住地では多分長男くんのレベルで療育園には入れません(超高倍率)。

もちろんそのために転園で苦労されている訳だけど、幼少期に手厚い支援を受けられたのはすごく良かったんじゃないかな、とも思います。

そして小学校のために家族で転居することも、我が家の現状ではとても難しい、最後の手段なので、そこを選べるのも素直に「いいなー」と思ってしまった。

そこに妬みの感情が全くないと言ったら嘘です。

「いいなーずるいなー!」って気持ちを抱きました。

これは決して作者さんが悪い訳では全くなくて、この地域差どうにかならなんの!?っていうのが私の気持ちの本質です。

そして、私と同じく自分の現状不満を持ったお母さん方の憤りが、作者の方へ向いてしまわないかな…とちょっと心配に思ったりもしています(溢れる余計なお世話み)

これ、書いている方も絶対に怖いんじゃないかと思うんですよね。

この本では長男くんのIQが平均値だったこともあり、最終的に普通級を選択するんですが、世間には「ゴリ押し普通級」とか言って普通級へ入れる事を悪く言う人もたくさんいる訳で。

親が血反吐の出る思いで悩んで決めた結論に外野があーだこーだ言ってきたりするのってすごく辛いことです。

そのリスクを背負ってでも、この子供達(お子さんを含めた全ての発達障害児)のことを伝えなくては!という気持ちを感じました。

そもそも支援級スタートが良いのか、普通級スタートが良いのか、も意見が別れる超絶デリケートな議題です。

その子の性格や凸凹にもよるだろうし、環境がどれだけ整っているかも入らなきゃわからなかったりするし。

なので本当に、こうして描いていただいたことに感謝したい気持ちです。何目線だ。

 

私自身、子供を支援級に入れるにあたっては「絶対に普通級で頑張るべき」とも「支援級に入れるなんて理解があって素晴らしい」とも言われたことがあり。

悩みながらやっていくしかないんだなぁ…と思う日々です。

進学のことだけじゃなくて、日々のあらゆる事柄が。

そして息子と同じくらい「見通しが立たない」のが苦手なので日々ストレスですが

悩んでるのは自分だけじゃないんだな、と、背中を押してもらえた本でした。