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好きな事を好きな様に書く日記です

たかぎなおこさん

なかなか読書に集中出来ないことと、元々エッセイが好きだったこともあり、最近購入する本はコミックエッセイばかりです。

コミックエッセイは、ぶつ切りで読んでもスッと内容が入ってきてくれることが多くて、シナプス切れっぱなしの私にはありがたい限りです。

最近では電子ブックで気軽に購入・所持できるのであっちこっち読み漁っていますが、いくつかは「この作者orこのシリーズは手元に置きたい」と紙の書籍で買うものがありまして、その中で一番好きなのは?と聞かれたら、たかぎなおこさん!って答えると思います。

 

私がたかぎさんを知ったのはこの本です。

学生時代、私と同じ身長(150cm前半)の彼女を持つ男友達が

「これ読んでみ、彼女が面白いって言ってたよ」

となぜか貸してくれて、読みました。でもその時はそんなにハマらなくて、

へーコミックエッセイってジャンルもあるのかー、程度に思っておりました。

なのでこの本も持ってません。多分シリーズ全部借りて読んだきがする。

 

私が「あ、この人好き!」と思い、集めるきっかけになったのはこちらの本です。

当時ちょうど自分も「一人旅とかしてみたい」タイミングだったことと、等身大のすごく丁寧でなんとも優しい表現に、すごく良いなと思ったのでした。

実際、伊勢神宮に行った時は参考にさせてもらったり。

善光寺はこれで読んで行ってみたいなーと思いつつ行けてないので、いつか必ず…!

 

これ読む前に沖縄に行ったから、なんか悔しかったなぁ、読んでから行きたかったー。

(沖縄の長期旅行記があります)

この後、食べ歩き旅行シリーズを沢山出されていて、いつも良いなあ良いなあと思いながら読んでいます。

 

もう全部読んでいて全部好きで全部書き連ねたいんですけど最近特に良かったのはこちら。

自分も18歳で親元を離れていて、父親も最近定年退職して、と共感ポイントがすごく多かったです。

特に実家リフォーム関連のお話がもう!もうもう頷きすぎて首もげそうになる。

なんで実家って帰る度に物が増えてるんでしょうね…

 

たかぎなおこさんの本は、安心安全!というか、裏切らない感じがします。

いつも優しくて面白くてほのぼの、読み終えたら絶対「あー読んで良かった」と思える私にとって稀有な作家さん。

これだけ一貫されていると、もう書いている人の人格なんだろうな、と思う。

何より、過度の自虐がないんですよね。

ご自身の主体的な「楽しい」「好き」に溢れていて、出てくる人たちを素直に褒めて。

それがもう、本当に本当にすごいことだと思う。

今後も新刊を楽しみにしています。

 

 

ちなみに「自虐がなくて素晴らしい」と書きましたが、私が大好きで作者買いするもうひとりの作家さんは伊藤理佐さんですし、今1番好きな漫画は「独身OLのすべて」です。