最近BSの番組が好きです。
一番好きなのは『英雄たちの選択』ですが、BS1のドキュメンタリーもすごく面白い。
撮り貯めて子供が寝たスキ等に見ています。
タイトルの番組が、すごく心に残ったので感想書き残し。
北欧の若い人がイスラム武装組織に入って、自爆テロを行うまでのドキュメント。
見ていてちっとも他人事ではないと思った。
若者たちを駆り立てて追い詰めて自爆テロをさせる。
「君たちは戦士なんだ!」なんて言われて興奮してしまう。
若いから、そういう隙がいくらでも出来てしまうんだろう、と簡単に想像出来る。
それは我が子でも、ありえないことじゃないんだろうと思う。
自分の思春期を思い返すと余計にそう感じる。
こんなにも親目線で見てしまう自分にもちょっと驚いた。
自分の子供を守るために何が出来るんだろうか。
命の大切さを繰り返し教えれば良いの?
でも、例えば自爆テロでしか世界は救えないって思い込んでしまったら?
親よりも何か大切なものを見つけてそれを守るんだ!とか思い詰めてしまったら?
そもそも今の日本は平和だけど、平和じゃなくなった時に、まず自分が正気を保てるのだろうか。
本当に、色々と考えさせられました。
見て良かった。